萩の世界遺産と言えば、城下町と松下村塾があまりに有名であるが、実は5つの個所から世界遺産はなっている。
萩反射炉、恵美須ケ鼻造船所跡、そして大板山たたら製鉄遺跡である。
萩城下町と松下村塾は何度となく訪れているので、今回は残りを訪れてみよう。
しかし萩の近くまで行って分かったが、大板山は遠い。萩の中心部から更に20キロほどある。
残念だが今回は断念し、松陰神社で御朱印を戴いてから、反射炉と造船所に行くことに。
以前、しーまーとを訪れた際に反射炉には立ち寄っているので、まずは造船所へ。
萩の市街地からしーまーとを過ぎたあたりにある。
静かな漁港を過ぎてつきあたりに観光地らしき風景が見えてきた。
しかし駐車場もどこに停めれば良いかわからない。平日で空いていたので適当に駐車。
恵美須ケ鼻造船所跡の石碑があるからここで間違いないのだろう。
岸壁を昇ってみる。
海はきれいだが、遺跡らしさはなく、長居はできない。
神社があり、これは恵美須神社であろう。
観光案内書などを見ると海運にご利益があるようだ。
続いて反射炉に向かう。
ここはセブンイレブンと並列して駐車場も分かりやすい。
階段を少し登って到着。
この反射炉が長州藩の大砲造成に大きく寄与したもので、反射炉の遺構が現存するのは全国でも3か所しかない貴重なものであるという。
どれも貴重で明治の産業に寄与したのだとは思うが、もう少し観光客を誘致できるようにすれば良いのに。
と今回も思ってしまった。